カンボジア・アンコールワットへ行く前に見ておきたい映画・本おすすめ7選【現地での感動が10倍変わる予習ガイド】

カンボジア

アンコールワットへの渡航に向けて、せっせと旅前準備に励んでいますよ♪

カンボジアのシェムリアップにある世界遺産「アンコール遺跡群」。


ただ「すごい建造物だな」と見て回るだけでも圧倒されますが、渡航前に映画や本で背景知識を入れておくことで、現地のレリーフ(壁画)や遺跡の空気感の見え方が劇的に変わります。

本記事では、カンボジア(アンコールワット・シェムリアップ)を訪れる前に観ておきたい映画3選と、読んでおきたい本4選を厳選してご紹介します。

カンボジアへの渡航準備編はこちら!


【映画編】映像でカンボジアの歴史と人々の強さを知る3選

1. 『FUNAN フナン』(2018年)

  • ジャンル: アニメーション / 歴史・ドラマ
  • テーマ: 1970年代 クメール・ルージュ(ポル・ポト政権)支配下のカンボジア
  • 予習ポイント: カンボジアの現代史、家族の絆、人々の強さと背景の深掘り

解説:
アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞(クリスタル賞)を受賞した名作アニメーション。

1975年、クメール・ルージュの台頭によって住み慣れた街を追われ、幼い息子と離れ離れになってしまった母親チョウの過酷な生存劇を描いています。

アニメならではの美しいカンボジアの自然描写と、逃れられない歴史の痛みが鮮烈に描かれており、「いまカンボジアという国が歩んできた道のり」を理解するために渡航前に絶対観ておきたい一作です。


2. 『最初に父が殺された』(2017年 / Netflixオリジナル)

  • ジャンル: 歴史・ドラマ
  • テーマ: ポル・ポト政権下を生き抜いた少女の実話
  • 予習ポイント: クメール・ルージュ時代の悲劇とカンボジア人視点の歴史

解説:
アンジェリーナ・ジョリー監督作品。1970年代のポル・ポト政権下で過酷な時代を生き抜いたカンボジア人少女の視点から描かれた実話ベースの映画です。『FUNAN フナン』と併せて鑑賞することで、観光地としての華やかさの裏側にあるカンボジアの歴史の重みや、現地の笑顔あふれる人々の強さをより深く実感できるようになります。

同名の書籍をもとに映画化された作品なので、原作好きの方は書籍で読むのもおすすめ!


3. 『地雷を踏んだらサヨウナラ』(1999年)

  • ジャンル: 伝記 / ドラマ
  • テーマ: 1970年代のカンボジア内戦とアンコールワット
  • 予習ポイント: 内戦下のアンコールワットと伝説の戦場カメラマン

解説:
「アンコールワットが見たい」という強い想いを抱き、内戦下のカンボジアへ向かった伝説の日本人戦場カメラマン・一ノ瀬泰造(主演:浅野忠信)の半生を描いた作品。命懸けで彼が目指したアンコールワットの尊さや、当時の情勢がリアルに伝わってきます。

筆者が実際に、映画・手記の両方を読んだ感想文記事はこちら👇


【書籍編】神話・建築・全体像を深く理解する4選

4. 『ラーマーヤナ』(インド古典神話)

  • ジャンル: 宗教・神話
  • 予習ポイント: 第一回廊の壁画レリーフ(『乳海撹拌』など)の理解

解説:
アンコールワットの壁画(第一回廊のレリーフ)に描かれている物語の多くは、ヒンドゥー教の二大叙事詩の一つ『ラーマーヤナ』がベースになっています。

「ラーマ王子と悪魔王の戦い」や「乳海撹拌(にゅうかいかくはん)」のストーリーを少しだけでも頭に入れておくと、ガイドの説明がすんなり頭に入り、レリーフ鑑賞の楽しさが何倍にも跳ね上がります。

※あまり時間がない方はマンガ版や児童書版でサクッと把握するのがおすすめです。


5. 『アンコール・ワットのサバイバル』(朝日新聞出版)

  • ジャンル: 学習マンガ
  • 予習ポイント: 遺跡の構造・ヒンドゥー教と仏教の融合・歴史の全体像

解説:
子ども向けの学習マンガですが、大人の予習本としても超優秀な一冊。

アンコールワットをはじめとする主要遺跡の構造や、クメール王朝の歴史、ヒンドゥー教と仏教が融合した独特の文化がフルカラーで分かりやすく解説されています。短時間で全体像を把握したい方に最適です。

これは、息子たちのために購入しました!時間が無くても、トランジットの待ち時間などにもおすすめです!


6. 『アンコール・ワット 密林に消えた文明を求めて』(創元社)

  • ジャンル: 歴史・探検記
  • 予習ポイント: 19世紀のフランス人による発見とクメール王朝の栄華

解説:
19世紀にフランス人博物学者アンリ・ムオが密林の中に眠るアンコールワットを「再発見」したストーリーや、古代クメール王朝の栄華を豊富な図面や写真で解説した名著。

探検家気分で遺跡を巡りたい方におすすめの歴史書です。


7. 『地球の歩き方 aruco カンボジア』

  • ジャンル: ガイドブック
  • 予習ポイント: 現地での見どころ、移動手段、フォトスポット情報

解説:
持ち運びやすいサイズ感とポップな紙面構成で、現地での観光ルートや映えスポット、カフェ情報などが網羅されています。

遺跡の歴史背景もしっかり解説されているため、機内や渡航直前のロケハンにぴったりです。

私はこちらの本を、旅のお供として購入しました!コンパクトなサイズで持ち歩けるので、現地でも役立ちそうです!


【おまけ】ロケ地として有名!『トゥームレイダー』(2001年)

物語自体はカンボジアの歴史と直接関係ありませんが、アンジェリーナ・ジョリー主演映画『トゥームレイダー』は「タ・プローム遺跡」でロケが行われたことで超有名です。

Google Maps
Find local businesses, view maps and get driving directions in Google Maps.

巨大なスポン(カジュマルの一種)の根が遺跡を呑み込む神秘的な光景は、映画を一度観ておくと現地で「あのアクションの場所だ!」とテンションが上がること間違いありません。

余裕があればエンタメとしてチェックしておくのがおすすめです。

そして、『トゥームレイダー』の撮影中、アンジェリーナジョリーが足繁く通ったことで有名にまった『レッドピアノ(The Red Piano)』という飲食店。

オリジナルカクテル「トゥームレイダー」があり、聖地めぐりとして有名になっています。

Google Search

【おまけ】YouTubeには気を付けて!

アンコールワットに行かれた方が、個人で出しているYouTube動画がたくさんありますよね。

気軽なので、私も最初はこのようなものをたくさん見ていました。

しかし、合わせて書籍などを読んでいく中で、遺跡やレリーフの説明が間違っているものがかなり多いことに気が付きました。

その方の勘違いや、現地ガイドさんの言葉を取り違えてしまった、もしくは間違ったYouTubeで予習し、それを参考にしてしまったなど、悪意のないまま間違ったことを伝えている場合がかなりあります。

出来れば、書籍や映画など、個人が出しているものではないコンテンツで予習するのがおすすめです。

YouTubeほどの軽いボリューム感で見られるドキュメンタリー動画があるので、こちらの記事でご紹介しています。


まとめ:渡航前の「ちょっとした予習」でカンボジア旅はもっと面白くなる!

アンコールワットやシェムリアップの遺跡群は、背景にある「ヒンドゥー神話」「クメール王朝の栄華」「近現代の歴史(内戦)」を知っているかどうかで、現地で受けるインパクトが全く変わります。

ぜひ渡航前に気になる映画や本を1〜2点チェックして、最高のカンボジア旅行を迎えてくださいね!


よくある質問(FAQ)

Q1. カンボジアの歴史(ポル・ポト時代)を知るためにおすすめの映画は?

A. アニメーション映画『FUNAN フナン』や、Netflixオリジナル映画『最初に父が殺された』がおすすめです。どちらも実話や実際の歴史に基づいており、1970年代の過酷な時代とそれを生き抜いた人々の強さを深く学ぶことができます。

Q2. アンコールワットの壁画(レリーフ)を楽しむために知っておくべき神話は?

A. ヒンドゥー教の二大叙事詩の一つ『ラーマーヤナ』と、神々と阿修羅が不老不死の薬を求めて戦う『乳海撹拌(にゅうかいかくはん)』のストーリーです。このあらすじを知っておくだけで、第一回廊の壁画鑑賞が格段に面白くなります。

Q3. 映画『トゥームレイダー』のロケ地になった遺跡はどこですか?

A. シェムリアップにある「タ・プローム(Ta Prohm)」遺跡です。樹木の根が遺跡を侵食している幻想的な景観で知られています。

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